山口大学国際戦略室－名誉博士（外国人）

名誉博士（外国人）

アメリカ合衆国

１９９９年４月２４日（平成１１年４月２４日）

ハーヴァード大学教授、ハーヴァード大学フェアバンク東アジア研究所長

東アジアの歴史、社会の研究者として世界的に著名であり、日本でも大ベストセラーとなった「ジャパン・アズ・ナンバーワン」（１９７９年）をはじめいくつもの著書を通して、つとに知られている学者である。
東アジア（日本、中華人民共和国、台湾、大韓民国、香港、シンガポール）の社会と経済について、精力的な実地調査に基づく総合的で洞察に富む研究を行い、東アジア研究の進展に多大な貢献をなした。

中華人民共和国

２００９年１１月２日（平成２１年１１月２日）

山東大学長、中国全国人民代表大会常務委員会常務委員、中国全国人民代表大会法律委員会委員、中国最高裁判所特別招聘コンサルタント、中国最高検察院専門家諮問委員会委員等

2001年に、中国最も有名な法専門大学である、北京の中国政法大学学長に抜擢され、人権派専門家として、学生募集等に関する多くの大学改革を行い、中国全土にその名を広げ、中国で最も若く有名な有力大学の学長となった。
改革開放後中国の新一代法専門家として、日本やアメリカの海外研究経験を持ち、中国の法律研究に大きく貢献した。特に法律思潮、法制国家原理、法哲学、人権理論、憲法理論、法社会学などについて、優れた研究家として国内外に知られている。
有名な法学者として、常に国の法律作成に関わってきた。特に日本の国会に相当する全国人民代表大会常務委員や、その法律専門委員会の委員として、中国の公民権や人権に関する法律制定を強力に推進してきた。
徐博士は、山口大学教育学部に一年間在籍した経験を持ち、日本、特に山口大学での研究生活は、その後の研究及び人生に多大な影響を及ぼしたと言われる。