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山東大学(中国)を岡学長らが訪問しました

10月17日(火)・18日(水)に、中国の山東大学を岡正朗学長、福田隆眞理事・副学長(教育学生担当)、葛崎偉大学院東アジア研究科長らが訪問しました。山東大学は、今から34年前の1983年に本学が初めて交流協定を締結した海外の大学です。17日(火)は昨年9月に新しく開所された山東大学の「青島キャンパス」を視察し、張永兵(Zhang Yongbing)副学長を表敬訪問しました。張副学長からは、今後の目標として、この青島キャンパスを国際交流の基地とし、世界中から先進的な技術を持つ人材を集め、2万人の学生が学ぶキャンパスを作っていきたいとの抱負が述べられました。18日(水)には、今年7月に山東大学の新学長に就任された樊丽明(Fan Liming)学長を表敬訪問して、今後の交流発展に関する協議を行い、両大学間の国際交流協定書等の調印式を行った上で、山東大学と山口大学の2つの「山大」の絆により、学術交流50周年に向けて共に歩んでいくことを確認しました。同日夜には、山口大学海外同窓会中国山東支部親睦会が開催され、幅広い世代の同窓生が一堂に集まり、山口大学での留学、研究時代の話に花を咲かせました。親睦会には山東大学に交換留学中の本学学生も出席し、山口大学同窓会員との交流を深めました。

山東大学は中国山東省に位置する国立大学で、済南市、青島市、威海市に広大なキャンパスを持つ中国を代表する総合大学です。協定締結から30年以上にわたり、山東大学と山口大学は本日まで短期・長期の学生交流、研究者交流、職員研修の実施等多種多様な交流を継続してまいりました。今年5月には山東大学を本学の「重点連携大学」として選定し、本学東アジア研究科の植村高久教授、葛教授と山東大学アジア太平洋研究所長の楊魯慧(Yang Luhui)教授を中心に、東亜社会システム科学に関する共同研究を進めています。この重点連携大学事業を中心に、学生交流はもちろん研究者交流においても山東大学と密なる交流を行ってまいります。

山口大学は、今後も海外協定校との連携を大切にし、お互いを高め合いながら共に発展してまいります。

調印式での様子(山東大学樊学長(左))
調印式での様子(山東大学樊学長(左))
山東大学樊学長と
山東大学樊学長と
山東大学張副学長と
山東大学張副学長と
図書館から撮影した青島キャンパスの様子
図書館から撮影した青島キャンパスの様子
山東大学との協議の様子
山東大学との協議の様子
山東大学斉魯医院にて
山東大学斉魯医院にて