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タイ帰国研究者・留学生等交流会開催

11月18日(土)タイのバンコク市内でタイ帰国研究者・留学生等交流会が開催されました。当日は49名の参加があり、交流会は大いに盛り上がりました。本学からは、三浦房紀副学長(国際連携担当)他9名の教職員が出席し、元留学生・研究者との再会を果たし、山口大学での思い出話に花を咲かせました。本交流会には、現在タイの本学協定校に交換留学中の国際総合科学部学生も出席し、出席者との親睦を深めました。

交流会開催に先立ち、当日まで中心となって企画運営を進められたカセサート大学ノッポン ラートワッタナサクル助教から、この交流会を起点に山口大学海外同窓会タイ支部を新たに設立し、卒業後も本学及びタイ人同窓生との関わりを持ち続けていきたいとの挨拶がありました。

交流会冒頭では、岡正朗学長からのビデオメッセージが上映されました。岡学長からは、タイを本学にとっての重点拠点国として指定し、種々の取組みによりタイの大学等との国際連携活動を推進しているといった本学のタイとの連携に関する最新の取組みが披露されました。また、山口大学帰国留学生・研究者の皆様に、今後本学とタイの大学等との架け橋になって欲しいとのメッセージが贈られました。

三浦副学長(国際連携担当)からは、過去10年で長期・短期留学を合わせると100名を超えるタイ人留学生を受け入れてきたなど、本学とタイとの交流状況が語られ、本交流会に山口大学から出席した教員それぞれの紹介も交えて挨拶がありました。

カセサート大学ガンジャナ テーラグール准教授からは、研究滞在した山口大学での思い出が情景を彷彿させるエピソードと共に語られた後、今後タイと日本の研究連携促進のためには、お互いの大学で学んだ卒業生や研究者の強い結びつきが不可欠であるという強いメッセージが出席者に呼びかけられました。

山田守教授(大学院創成科学研究科(農学系))からは、本学農学分野が中心となって実施してきたJSPS研究拠点形成事業の実績により、これまで何人ものタイ人学位取得学生を輩出し、また延べ1000人以上のタイ人研究者と連携を行ってきた実績が披露され、引き続き本学との研究連携のために協力してほしい旨参加者に依頼が行われました。

交流会の最後には、来場の皆様から将来本学で学ぶ未来のタイ人留学生の支援ために、多くの寄付金が寄せられ、遠くない将来にこの交流会が再び開催されることを参加者同士が確認し閉会となりました。今回の交流会は、準備や当日運営に多くの元留学生が参画し、心温まるおもてなしをしていただきました。また山口大学教員と元留学生の再会の懇談では本学大学院への進学についての希望が表明されるなど、実り多い会合となりました。

本学はこれからも帰国研究者・留学生とのつながりを大切にし、海外との国際連携活動を活発に行ってまいります。

岡学長からのビデオメッセージ上映
岡学長からのビデオメッセージ上映
三浦副学長(国際連携担当)からのあいさつ
三浦副学長(国際連携担当)からのあいさつ
ガンジャナ准教授(カセサート大学理学部)からのあいさつ
ガンジャナ准教授(カセサート大学理学部)
からのあいさつ
山田教授(創成科学研究科(農学系))からのあいさつ
山田教授(創成科学研究科(農学系))
からのあいさつ
ノッポン助教(カセサート大学理学部)山口大学海外同窓会タイ支部代表からのあいさつ
ノッポン助教(カセサート大学理学部)
山口大学海外同窓会タイ支部代表からのあいさつ
タイ帰国研究者・留学生等交流会開催
タイ帰国研究者・留学生等交流会開催