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山東大学・山口大学友好交流40周年記念式典に出席しました

3月25日(月)、中華人民共和国の山東大学・済南キャンパスにおいて開催された「山東大学・山口大学友好交流40周年記念式典」に岡正朗学長、富本幾文国際連携担当副学長補佐ら本学教職員17名が出席しました。

山東大学と本学は、1979年に交流を開始し(1983年に国際交流協定を締結)、今年で交流40周年を迎えます。このことを記念して行われた式典では、まず、山東大学・樊丽明(Fan Liming)学長及び本学・岡学長の両学長が、それぞれ挨拶を述べられました。樊学長からは、歓迎の意が表された後、これまでの40年間、日中関係の良し悪しに関わらず、両大学は共に手を取り、途絶えることなく交流を続け、多くの成果を上げてきたことに触れられ、これからも様々な分野で交流を続けていきたいとお話されました。岡学長からは、山口大学が開学後、最初に国際交流協定を締結した海外の大学が山東大学であり、山東大学のような歴史と実績を誇る大学と交流できることを大変喜ばしく思うと同時に、今後、より一層交流の質を高め、実りあるものにしていきたいと挨拶がありました。
 その後、来賓祝辞や両大学から記念品の贈呈が行われる等、式典は終始賑やかに行われ、両大学の交流の深さを感じられるものでした。

式典に続き行われた医療シンポジウムでは、山東大学の陈子江(Chen Zijiang)医学部長(兼副学長)及び本学の谷澤幸生医学部長をはじめとする多くの医学分野の研究者が出席し、活発な議論が行われる等、医学分野での今後の交流推進が期待できるものでした。また、式典前日には、「山口大学海外同窓会中国山東支部」親睦会、3月22日(金)には山東大学・青島キャンパスにて、東アジア研究科長の葛崎偉教授を中心とする重点連携大学事業グループのシンポジウムが開催される等、式典とともに両大学の様々な交流が行われ、山東大学と山口大学の2つの「山大」の絆がより一層強いものとなりました。

友好交流40周年という節目を機に、過去の交流を振り返るとともに、将来を展望し、これからも末永く続く両大学の友好関係を基に、教育及び研究において多くの成果を上げることができるよう積極的に取り組んでまいります。

式典の様子
式典の様子
岡学長挨拶
岡学長挨拶
山東大学 樊学長挨拶
山東大学 樊学長挨拶
記念品贈呈の様子
記念品贈呈の様子
集合写真
集合写真