バングラデシュから21名の研修員が来学

17日(火)、国際協力機構(JICA)の国別研修で、バングラデシュから同国の中央省庁の行政官、総勢21名が来学しました。

 本研修は、日本の地方行財政について、講義や自治体訪問などを通じ、将来のバングラデシュの地方行政の発展のためのビジョンを形成することを目的に実施されるもので、2013年度から今回で4回目の実施となり、526日まで、日本国内にて研修を行います。 

研修開始に先立って行われた開講式には、三浦副学長(国際連携担当)ら関係者が出席されました。三浦副学長より、本研修のこれまでの実績とその集大成となる今年度の研修への期待が述べられたのち、研修員代表から今回の研修に向けての抱負が述べられました。

今回の研修では、山口大学での講義の後、山口県庁、山口市、萩市を訪問しました。山口県では中央政府と地方政府の関係について主に財政に関連して講義が行われました。山口市、萩市においてはそれぞれの自治体の紹介が行われた後、山口市ではリサイクルプラザ等の関連施設を訪問し、萩市では景観への取組等について紹介されました。今後は、これらの活動を通して得られた知見をもとに、将来のバングラデシュの地方行政発展に向けたアクションプラン作成のためのワークショップが予定されています。

バングラデシュからは本研修により、これまで、合計59名の研修員を受入れてきました。本研修は本年度で終了となりますが、今年度は別の地域からの研修受入が予定されています。山口大学は今後とも様々な活動を通し、バングラデシュのみならず、様々な国・地域との関係深化及び発展に貢献します。

   

 

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