バングラデシュから14名の研修員が来学

 

8月5日(火)、国際協力機構(JICA)の国別研修で、バングラデシュから行政官14名が来学しました。

 

バングラデシュは、中央政府に比べ、地方自治体の基盤が脆弱であり、さまざまな改革プログラムを推進するために、国の公務員制度や地方自治・地方分権制度に関する、明確かつ共通したビジョンを持つ行政官の育成が求められています。JICAの国別研修は、昨年9月にも本学において実施し、研修員らは、地方行政に関する講義のみならず、山口県庁、山口、宇部の各市役所等を訪問し、地方行政の現場の声を聞き、本国での取り組みに生かす情報・知識を習得して成果をあげており、今回の研修でも実地研修がプログラムに組まれています。本学は、今年5月にも、バングラデシュのポルショバ(地方都市)の市長や行政官を受け入れ、研修を実施しており、バングラデシュとの交流が活発化しています。

 

当日は、開講式が行われ、本学からは、岡学長、三浦副学長(国際・地域連携担当)、成富経済学部長らが出席しました。開講式では、まず、岡学長から、「山口大学を代表して皆さんを歓迎いたします」と挨拶があり、研修員を代表して、カビル氏が、「日本はとてもきれいな国で感動した」と来日後の感想を述べました。そして、参加者の紹介の後、全員で記念撮影を行いました。本学での研修は8月8日まで、4日間の予定で実施されます。

 

バングラデシュからの研修員受入れは、今回で3回目となり、研修内容もより充実してきています。本学は今後もバングラデシュからの研修員を継続して受入れ、バングラデシュの国および地方の発展に寄与していきたいと考えています。

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