イェジン農業大学と大学等間学術交流協定を締結

112日(月)、富本副学長補佐、農学部執行教授、沼田コーディネーターが、ミャンマーのイェジン農業大学を訪問し、同大学との大学間学術交流協定調印式に臨みました。この協定締結により、本学は、同大学と協定を締結した日本で4番目の大学となります。

調印式では、冒頭、それぞれの大学の紹介が行われました。イェジン農業大学は、建学90年の歴史を持つミャンマー唯一の農業大学です。ネピドー(首都)に本部を置き、ヤンゴン(旧首都)近郊にもキャンパス及び試験場を持ち、同国の農業分野の発展の中心的役割を担うとともに、農業分野の先進的な研究を行っています。また、日本との関係も深く、同大学には、日本で学んだ経験を持つ教員も多く在籍しています。

こうした背景から、日本の農学部を持つ山口大学との協定締結には、同大学も大きな期待を寄せており、調印式での意見交換では、今後農業分野を中心としたさまざまな分野で、協力関係を構築していくことが確認されました。また、同大学では、日本のODAによる施設の建設や人材交流等さまざまなプロジェクトが進行中で、これらの事業における両大学の連携も模索していくこととなりました。

山口大学は、協定締結により、同大学と本格的な交流を開始するとともに、ODA事業へ積極的に協力するため、日本の行政機関とも連携しながら、同大学とともに、ミャンマーの発展に寄与していきます。

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