バングラデシュから18名の研修員が来学

9月8日(火),国際協力機構(JICA)の国別研修で,バングラデシュから行政官や市長,総勢18名が来学しました。

 

この研修は,日本の中央政府と地方自治体の関係や日本の税制に関する講義,山口県内の地方自治体の視察を通じて,バングラデシュにおける中央,地方の公務員制度改革,地方自治・地方分権化の方向についてビジョンを形成することを目的として,JICAの協力要請に基づき2013年度から実施しています。3回目となる今回の研修では,先日日本ジオパークに認定された美祢市など,特徴的な地方行政を行っている自治体への視察も予定されています。

 

当日は,開講式が催され,本学からは,三浦副学長(国際・地域連携担当),成富経済学部長らが出席しました。開講式では,初めに三浦副学長から「多くの歴史や地理的特徴を持つ山口を楽しんでいただきたい。実りある研修になることを願っています。」との挨拶があり,研修員を代表し,アフザル氏が,「今回の研修で多くの知識を得て,バングラデシュに還元したい」と意気込みを語りました。その後,参加者の紹介の後,全員で記念撮影を行いました。本学での研修は9月11日まで,4日間の予定で実施され,その後16日まで東京で研修が実施されます。

 

バングラデシュからは,これまでJICAの国別研修により受け入れている36名の研修員のほか,留学生も多く受け入れています。本学は今後もバングラデシュとの交流を深め,バングラデシュの国および地方の発展に寄与していきたいと考えています。

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