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清水谷 卓さん(大学研究推進機構 産学公連携センター 産学連携コーディネーター)が、JICAの環境社会配慮助言委員に委嘱されました。

JICAの環境社会配慮は、わが国政府のODA事業を実施する際に、発展途上国内の環境や社会にあたえる影響などに十分注意を払い、貧困や格差など社会的に不利な立場に置かれている人々や、環境変化の影響を受けやすい動植物を守るために行われています。

環境社会配慮助言委員は、JICAの実施する事業について専門的な立場から評価を行い、環境や社会への影響を最小限に抑える方法などについて助言を与える重要な役割を担っています。

清水谷さんは、英国マンチェスター大学で環境アセスメントや計画論を学び、帰国後、東京工業大学大学院博士課程に進学し、戦略的環境アセスメントへの公衆参加に関する研究で学位を取得しました。現在は国際影響評価学会、環境アセスメント学会、計画行政学科を中心に研究発表などを行っています。

国際協力の里およびプラットフォームの会員として、清水谷さんの活動に対して皆様のご支援を頂ければ幸いです。

2012年6月7日

代表世話人 富本 幾文

JICA環境社会配慮助言委員会については下記をご参照ください。
http://www.jica.go.jp/environment/guideline.html