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丸本学長らが中国山東大学および首都師範大学を訪問

山東大学110周年記念式典および山東大学帰国研究者・留学生同窓会に出席(10月13~15日)

丸本学長、松田副学長(国際・社会連携担当)ら8人が、10月13日~17日中国を訪問しました。
一行は10月13日~15日、山東省済南の山東大学を訪れ、山東大学110周年記念式典および国際交流フェアに出席しました。

山東大学は、本学が学術交流協定を締結した最初の海外の大学で、今日まで30年以上もの長きにわたり交流を深めてきました。14日、山東大学と協定を結ぶ大学約30校が参加して国際交流フェアが開催され、開会式では、丸本学長が参加大学を代表して挨拶し、「山東大学と山口大学の交流の歴史は古く、山口大学は、山東大学を交流のある海外の大学の中でもっとも重要な大学のひとつとして位置付けている」と述べました。会場には、各大学のプロモーション用ブースも設けられ、山口大学のブースにも多くの山東大学の学生が訪れて、入試制度について質問するなど大変な盛況ぶりでした。同日の夜には、過去山口大学に留学・滞在経験のある山東大生、卒業生および教職員30人余りが集まり、同窓会発起会が催されました。中国での同窓会立ち上げは、元留学生らに中国に帰国してからもつながりを持ち続けてもらおうと企画されたもので、2015年の山口大学創基200周年に向け、同窓生の結束も高まりを見せ、会では今後も同窓会を開催していくことが宣言されました。翌15日には、110周年記念式典が盛大にとり行われ、参加者全員で山東大学の伝統と発展を祝い、会場は祝賀ムードに包まれました。


首都師範大学と学術交流協定調印、山口大学北京オフィスの開設、
中国帰国研究者・留学生同窓会に出席(10月16~17日)

一行は16日北京に移動し、山口大学からの帰国研究者および留学生による同窓会に出席し、約40人が参加者とともに旧交を温めました。翌17日には、首都師範大学との学術交流協定の調印式が行われ、今後の取り組みについて合意し、両校の交流の発展を誓い合いました。また、調印式終了後、山口大学北京国際連携オフィスの開所式が行われ、山口大学の北京における新たな拠点としての一歩を記しました。これにより、今後、中国の大学との交流がますます充実するとともに、多くの留学生が山口大学へ入学することが期待されます。

今回の訪問では、山東大学、首都師範大学の両校と、渡日前入試の実施を含めた実質的な議論も進み、交流活動の具体化につながる有意義な中国訪問となりました。