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メージョー大学から4人が来学

山田農学部長への表敬訪問

山田農学部長への表敬訪問

5月17日(木)、メージョー大学農業生産学部からPrawit Puddhanon学部長、Pathipan Sutigoolabud副学部長(国際担当)、Chinnapan Thanarut氏(果樹担当教員)およびPrecha Rattanang氏(マッシュルーム担当教員)が来学し、JASSOを通じた学生交流や各種支援事業を通じた教員の研究交流について協議を行いました。

4人は、まず、丸本学長を表敬訪問し、今後の学生交流の可能性や、共同研究の実施に関するメージョー大学からの要望について話し合いました。
続いて一行は、総合図書館を訪れ、山内副学長(学術情報担当)の案内により館内を視察しました。その後、山本晴彦教授が管理する植物工場(案内人:吉越恆研究員)と農場(案内人:藤間充准教授)の視察を行い、農学部の研究教育施設に関する詳細な説明を行いました。

植物工場にて吉越研究員と記念撮影

植物工場にて吉越研究員と記念撮影

附属図書館訪問

附属図書館訪問


Puddhanon先生による講演

Puddhanon先生による講演

午後からは、農学部において、山田学部長らと今後の教員交流の可能性を議論した後、学部間学術交流協定締結記念特別研究セミナーを実施しました。セミナーでは、メージョーのトウモロコシ育種の成果や山口大学のネギ類機能性化学物質に関する研究(講師:伊藤真一教授)の紹介を行い、双方にとって有意義な時間となりました。

メージョー大学は、1934年にタイ文部科学省管轄の北部農業科教師養成学校として発足し、その後、国内最大の農学系大学であるタイ農業省管轄カセサート大学の予科となりました。それ以後、幾度かの再編を経て、現在は国内有数の農業系総合大学(文科省所管)となり、タイ北部のみならず近隣諸国の農業関連産業に多くの人材を輩出しています。今回の訪問をきっかけに、本学にとって同大学との交流を通して実践的な熱帯農学研究が、ますます発展することを期待しています。