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青年海外協力隊帰国報告会を開催

青年海外協力隊帰国報告会を開催

7月25日(水)、吉田キャンパスにて、本学卒業生3名による青年海外協力隊帰国報告会を開催しました。徳田誠さん(理学部卒)、衛藤さきさん(理学部卒)、斉藤徹さん(教育学部卒)の3名は、平成22年度第一次隊に参加し、徳田さんはパラグアイ(職種:環境教育)、衛藤さんはガーナ(職種:理数科教師)、斉藤さんはモンゴル(職種:体育)への派遣期間を終えて帰国したばかりで、彼らの現地での旬な感動体験を聞こうと、報告会には学内外から約65人もの人たちが集まりました。

3人は、報告の中で、それぞれの国の概要や文化について、クイズ等を交えながら楽しく紹介する一方、現地での活動について、日本とは異なる環境において感じた壁、理解し合えないつらさ、また、それを乗り越えた時の達成感などについて異口同音に語り、支えてくれた周囲の方々への感謝の気持ちを述べました。

会場からは多くの質問が挙がり、帰国後、自身がどう変わったかとの質問には、3人とも物事を深く考えるようになった、強くなったと答え、成長の証を見せていました。

報告会の後には、山口市内に住む海外協力隊のOGも交えてフリートークが行われ、参加者は、自由に元隊員たちに質問を投げかけ、話に花が咲きました。

報告者の3人は、強い意志をもって行動することの素晴らしさ、また、それを経験したからこそ見えてくる将来への展望について熱く語り、参加者は、貴重な体験談に触れて、大いに勇気づけられた様子でした。この報告会を通じて、より多くの本学学生が、海外にも目を向け、自身の活躍の場を見出してくれることを期待します。