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山口県しんきん合同ビジネスフェアで国際協力の里を紹介

山口県しんきん合同ビジネスフェアで国際協力の里を紹介

5月15日(水)、海峡メッセ下関で、第6回山口県しんきん合同ビジネスフェア2013が開催され、本学からは、大学研究推進機構がブースを設け、初めて、国際協力の里ネットワークの取組みを紹介しました。

フェアには約170もの県内の企業や団体が出展し、昨年度、本学と多機能フィルター株式会社が共同で実施した「ODAを活用した中小企業等の海外展開支援」による取組みを例に、国際協力の里の活動を紹介する絶好の機会となりました。

ODAによる中小企業の支援は、外務省及びJICAが、経済のグローバル化と国内の厳しい経済状況の下、中小企業の生き残りのために、新興国や途上国の成長を取り込んだ事業の海外展開を後押ししようと実施しているものです。中小企業をはじめ日本企業の優れた技術や製品を途上国の開発に活用することで、途上国の開発と日本経済の活性化の両立を図ろうという趣旨のもとに、平成24年度にスタートし、本学は、多機能フィルター(株)と共同開発した多機能フィルターシート(マルタクシート)をインドネシアで展開し、バトゥール山の大噴火による荒廃地の緑化支援のための調査を行い、製品の土壌流失防止および植生の回復効果を実証しました。

今年度は、さらに活動を発展させ、現地でシートを製造するための機器を購入し、インドネシアでの事業展開を進めて行きます。

会場には、山口大学創基200周年のキャラクターであるヤマミィも登場し、本学のブースには多くの人たちが訪れ、賑わいを見せていました。

今後も、国際協力の里を推進していくために、積極的に情報発信を行っていきます。

山口県しんきん合同ビジネスフェアで国際協力の里を紹介