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丸本学長がウダヤナ大学名誉教授および客員教授の称号を受称

丸本学長がウダヤナ大学名誉教授および客員教授の称号を受称

5月21日(火)、丸本学長が、本学の協定校であるインドネシアのウダヤナ大学から、名誉教授及び客員教授の称号を授与されました。これは、丸本学長が、「ODAによる中小企業の海外展開」の一環で、多機能フィルター(株)と共同開発したマルタクシートを使って、インドネシアのバトゥール山の大噴火による荒廃地の緑化支援のための調査を行い、製品の土壌流失防止および植生の回復効果を実証したことが評価されたものです。ウダヤナ大学では、国内外を問わず、初めての名誉教授の授与であり、式典には、バクタ学長を始めとするウダヤナ大学関係者の他、在デンパサール総領事の柴田和夫氏、本学からは、服部副学長、富本副学長補佐、堀工学部長らが出席し、マスコミも取材に訪れるなど、約140人もの人々が参列する大規模な式典となりました。

丸本学長がウダヤナ大学名誉教授および客員教授の称号を受称

式では、まず歓迎のバロンダンスが披露され、その後、バクタ学長から丸本学長に称号が授与されました。バクタ学長、柴田総領事が、「今後も両大学のみならず、日本とインドネシアの交流の発展を望む」と挨拶し、続いて、丸本学長が、ウダヤナ大学との交流の経緯、自身の研究プロジェクトについてのプレゼンテーションを行いました。そして、「このような栄誉ある称号をいただくことができ、大変光栄だ。これもウダヤナ大学、インドネシア林業省、多機能フィルター、そして、山口大学の関係者の皆さまのご協力があったからこそである。この受称が、環境保護の研究に携わっている若い研究者や学生にとって励みになると信じている。私自身も、今後より一層精進して参りたい」と述べました。

丸本学長がウダヤナ大学名誉教授および客員教授の称号を受称

式典の中では、かつて山口大学に在籍した学生による、同窓会の立ち上げも行われ、式は終始和やかな雰囲気に包まれました。

丸本学長が、ウダヤナ大学における名誉教授第1号という栄誉ある称号を受けたことにより、今後、ますます、ウダヤナ大学及びインドネシアとの友好関係が発展し、緑化プロジェクトを通じて、「環境保全」という地球規模の課題に貢献できることを望みます。

学長のスピーチの原稿はこちら

丸本学長がウダヤナ大学名誉教授および客員教授の称号を受称