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学長が第2回インドネシア林業研究国際会議で講演

学長が第2回インドネシア林業研究国際会議で講演

8月27日(火)、インドネシア林業省主催の第2回インドネシア林業研究国際会議がジャカルタで開催され、基調講演、ポスターセッションに合わせて約600人が参加する中、丸本学長が基調講演を行いました。

インドネシアは豊かな自然に恵まれた国ですが、森林など自然資源の保全・管理においてさまざまな課題を抱えており、近年、インドネシア林業省は、森林保護と国民及び地域の福利の改善を目標に掲げて、対策に取り組んでいます。折しも今年はインドネシアで林業の研究が始まって100年目に当たり、これを記念して2度目の国際会議が開催されました。

丸本学長は、「傾斜地という状況下の荒廃地の復興におけるマルタクシートと菌根菌の役割」と題して、環境破壊の原因、土壌侵食の防止並びに緑化の重要性、および自身の開発したマルタクシートの役割とインドネシアのウダヤナ大学と共同で実施したバトゥール山におけるマルタクシート敷設による緑化の効果について講演しました。講演は多くの参加者の注目を集め、大変好評を得ました。

この会議には、林業大臣も参加するなど、森林保全はインドネシアにおいて重要課題となっており、本学も、今後、ウダヤナ大学との緑化シートを活用した共同プロジェクトを推し進め、インドネシアにおける環境保全問題の解決に貢献していきたいと思っています。

学長が第2回インドネシア林業研究国際会議で講演
学長が第2回インドネシア林業研究国際会議で講演

学長が第2回インドネシア林業研究国際会議で講演
学長が第2回インドネシア林業研究国際会議で講演