back

カンボジア運動会プロジェクト壮行式を開催

カンボジア運動会プロジェクト壮行式を開催

11月11日(月)、吉田キャンパス事務局2号館第2会議室にて、「カンボジアの子どもたちに学校体育の素晴らしさを届けるプロジェクト(略称:運動会プロジェクト)」壮行式を開催し、カンボジアに向けて出発する学生らを激励しました。

本プロジェクトは、本学教育学部保健体育教室と近畿大学九州短期大学、中村学園大学、西南学院大学、福岡大学の学生および教員が参加し、現地の小学生を対象とした大運動会を実施するもので、現地の実状にあった体育の授業を子どもたちに届け、運動会を通して体育の楽しさを知ってもらい、体育授業の確立につなげたいとの思いから、平成24年度に開始されたものです。今年度は、現地からの要請を受け、小学生のみならず、中学生や高校生も参加する運動会を開催し、また、現地の教員向けに体育授業に関する研修も実施する予定です。さらに、昨年度と同様、この活動のなかで、カンボジアの子どもたちに文具を贈ることも予定しており、文具寄付への呼び掛けには、多くの方々からご支援をいただきました。

式では、丸本学長から、「昨年度の活動は、社会的に大きな反響があった。この活動は学生の皆さんにとっても貴重な経験になると思う。健康に留意して、元気に行ってきてください」と激励の挨拶があり、これを受け、本プロジェクトの学生団長の入江航生さん(教育学部4年)が、「今年度は、運動会のプログラムのバリエーションも増やしており、前回の経験を踏まえて、より充実した内容の運動会を実施したい」と決意を述べました。また、運動会係長の佐藤幸司さん(教育学部3年)が、現在の進捗状況と運動会の実施内容を説明した後、参加する学生一人ひとりが、プロジェクトにかける熱い思いを述べました。最後に、本プロジェクト代表の海野教授が、「昨年度の活動を通して、学生にボランティア精神が芽生えた。今年度は、先生のお手伝いという意識ではなく、学生が自主的に活動している。その精神の現れとして、2013年7月末の山口県の豪雨災害の際にも、彼らは、援助活動に出向いている。また、今年度のプロジェクトは、現地からの強い要請に基づき実施するもので、日本国内においても、さまざまな反響があった。是非ともプロジェクトを成功させたい」と挨拶しました。

今回は、教育学部のみならず、農学部の学生の自主的な参加もあり、運動会の規模も拡大しています。学生らは、11月23日に日本を発ちカンボジアに向かい、1週間現地で活動した後、12月1日に帰国する予定です。この活動を通じて、ますます国際ボランティア活動の輪が広がり、本学の学生が積極的に国際協力活動に参加することを願っています。

カンボジア運動会プロジェクト壮行式を開催
カンボジア運動会プロジェクト壮行式を開催
カンボジア運動会プロジェクト壮行式を開催
カンボジア運動会プロジェクト壮行式を開催