back

「平成26年度 山口大学「やまぐち国際協力の里」中小企業海外展開支援に関する説明会」を開催

SD「平成26年度 山口大学「やまぐち国際協力の里」中小企業海外展開支援に関する説明会」を開催

3月18日(火)、吉田キャンパス大学会館にて、山口大学と国際協力機構(以下「JICA」)の共催で、中小企業の海外展開支援のための説明会を開催しました。この説明会は、本学が推進している山口大学「やまぐち国際協力の里(以下「里」)」の事業の一環として行われたもので、JICAの中小企業支援メニュー及び申請する際の本学のサポート内容を紹介し、県内の中小企業の海外展開を後押ししようというものです。

当日は、JICA中国国際センターの西宮所長が、支援メニューについての説明を行った後、実際にこの支援メニューにより、本学と協力してインドネシアで事業展開している、多機能フィルター株式会社の山本社長が、事例を紹介しました。また、国際戦略室沼田コーディネーターが、本学のシーズの活用方法と、JICAメニューへの申請の際に行うサポート内容を紹介しました。

SD「平成26年度 山口大学「やまぐち国際協力の里」中小企業海外展開支援に関する説明会」を開催
 

さらに、畠中特別顧問が、中小企業との連携を通じた、地域の国際化と振興における「里」の役割に期待を表明したのに対し、丸本学長が今後の活動への決意を述べました。

説明会の後には、個別相談会を実施し、JICAの担当者や各演者に加え、本学の研究成果や技術を産業界に活用してもらうための技術移転活動を推進し、地域経済の発展に貢献する目的で設立された山口TLOの山本社長、さらには中小企業支援の強化に取り組んでいる山口県庁の商工労働部新産業振興課の福居主任も相談対応者として参加して、海外展開やJICAの支援、本学との連携に関心を持つ企業と活発な意見交換が行われました。

山口大学は、県内企業との連携を推し進め、積極的に地域振興に貢献していきたいと考えています。

報告会では、研修参加者から、派遣先の大学で得た知識に基づいて業務改善の提案がなされた一方で、なぜ国際化が必要なのかという問いも投げかけられ、報告会に参加した職員にとっては、本学の運営方法について改めて考える良い機会となりました。

山口大学は、引き続き来年度も、職員のグローバルマインドの養成を目指し、海外派遣SD研修を充実して、多くの職員を海外に派遣するとともに、派遣者が習得した知識を学内に広め、業務運営の向上に努めていきたいと考えています。

SD「平成26年度 山口大学「やまぐち国際協力の里」中小企業海外展開支援に関する説明会」を開催