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重点連携大学報告会を実施

5月28日(水),重点連携大学との共同プロジェクトについての報告会を開催し,学長をはじめ,理事,URAらの参加のもと,研究代表者が成果報告を行いました。

山口大学は,2013年10月に,大学全体のレベルアップと世界大学ランキングの順位上昇を目指し,学術交流協定校の中から,研究力向上につながると期待できる海外の6つの大学を重点連携大学として選定し,経済的なサポート等を行いながら,研究での連携強化を推進しています。

報告会では,重点連携大学と共同研究を行っている6つの研究チームの代表者が,昨年度の活動とその成果,今後の展望等について報告を行いました。報告では「他学部とも連携して,東アジア研究といえば山口大学だといわれるようになりたい」,「山口県内の農業振興に貢献したい」等,国際社会や地域経済も視野に入れて研究活動を発展させていこうという意気込みが語られ,重点連携大学との連携による今後の研究成果に期待が集まりました。

報告後には,学長や理事等から多くの質問があがり,それぞれのプロジェクト代表者との意見交換も行われ,そこから今後の活動への示唆も得て,発展的で有意義な報告会となりました。

山口大学では,今後も重点連携大学との共同プロジェクトを推進し,大学の研究力向上に努め,この分野なら山口大学だと言われるような「強み」を持つ大学を目指していきたいと思っています。

重点連携大学とのプロジェクトは以下のとおりです。

研究代表者 所属・職・氏名

相手先大学名

プロジェクト名

医学系研究科(工)
教授・上村 明男
UCL
(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン)
UCLとの連携活動(有機化学分野を中心に)
経済学部
教授・横田 伸子
梨花女子大学校
(韓国)
日本と韓国における労働の非正規化と社会的格差拡大に関する比較研究調査プロジェクト
医学系研究科(医)
教授・清水 昭彦 
梨花女子大学校
(韓国)
日本および韓国の看護職における健康に関する信条-Q分類法を用いた共同研究
理工学研究科(工)
教授・三浦 房紀
ウダヤナ大学
(インドネシア)
国際共同教育、共同研究による衛星リモートセンシング人材育成
共同獣医学部
教授・音井 威重
チュラロンコン大学
(タイ)
ゾウの精子形成解明と異種間での体細胞クローン胚作製
教育学部
准教授・上原 一明
淡江大学
(台湾)
東アジア的文化アイデンティティ構築におけるメカニズムの解明に向けて
医学系研究科(農)
教授・山田 守
カセサート大学
(タイ)
熱帯性環境微生物資源の開発研究
チュラロンコン大学
(タイ)

 

報告会の様子

報告会の様子

報告する横田教授

報告する横田教授

質疑応答の様子

質疑応答の様子