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SD研修報告会を開催

11月18日(火),吉田キャンパス第2会議室において,平成26年度山口大学職員海外派遣SD(スタッフ・ディベロップメント)研修参加者による帰国報告会を開催しました。

この研修は,本学の職員を海外の協定校へ派遣し,派遣先大学の管理運営方法や教育研究体制を学ぶことにより,本学の現状と課題への理解を深め,業務改善に寄与する人材を育成することを目的に,毎年実施されているものです。今回の報告会では,今年度派遣予定の16名のうち,10月末までに研修を終えた7名の報告が行われ,約60名の教職員が参加しました。

報告会の冒頭,中禮企画戦略部長から,来年度設置予定の国際総合科学部を中心とした大学の国際化及び国際総合科学部における交換留学についての話があり,研修参加者に対し,研修で学んだことを,是非将来国際総合科学部で生かしてほしいと挨拶がありました。

研修に参加した職員からは,派遣先大学の先進的な取組みや,現地職員及び学生に対して行ったインタビュー,山口大学や山口県を紹介する様子などとともに,本学が抱える課題や改善すべき点についての報告があり,参加者は真摯に耳を傾けていました。報告後の質疑応答では,今後のSD研修の在り方や,研修で得たものをどのように国際総合科学部で生かすのかについて質問があり,意見交換が行われました。最後に坂本監事が「海外の学生に対して,なぜ山口大学が留学先として最適なのか説明できるように,職員一人ひとりが山口大学の強み及び特色について考えてほしい」と激励の言葉を述べて,報告会を締めくくりました。

なお,11月以降に派遣された職員による第2回の帰国報告会は,年度末に開催する予定です。

山口大学は,今後も事務職員の人材育成と,特色ある大学づくりに努めていきたいと考えています。

SD研修報告会を開催
SD研修報告会を開催
SD研修報告会を開催