海外大学／大学院留学説明会を開催

１月９日（金）、常盤キャンパスと遠隔講義システムで結び、米国大学院学生会と共催で海外大学／大学院留学説明会を開催しました。

米国大学院学生会は、米国学位留学経験者による団体で、学位留学を志す日本人学生に、留学に関する情報やノウハウを提供しています。山口大学は、本年４月に国際総合科学部を開設し、学生に１年間の交換留学を義務づけるなど、現在、大学をあげて「学生の国際化」に取り組んでおり、本説明会は、これからの時代に求められる国際マインド、在学中の留学、卒業後の学位留学についての最新の情報を提供し、留学に役立ててもらおうと実施されたものです。

説明会の冒頭、福屋留学生センター長による、グローバルに活躍できる人材像についての説明があり、岡学長の挨拶に続いて、宇部市出身で、米国大学院学生会所属の金子美穂さん、本学留学生センターの仁平講師、船井情報科学振興財団の選考委員で、本学経営協議会委員の益田隆司東京大学名誉教授が講演を行いました。それぞれ、大学院留学の手続き方法や、自身の留学体験、日米の大学比較、特に、アメリカの大学の人材の流動性という特徴について説明し、興味深い内容でした。

講演終了後にはパネルディスカッションを行い、パネリストとして、講演者に加え、文部科学省グローバル人材育成推進事業で技術留学の経験をもつ、大学院医学形研究科の渡邊竜介さんと石川万莉さんも参加し、自身の体験を交えながら、質問に答えました。会場の留学経験者も体験談を語るなど、活発なディスカッションとなりました。

山口大学は、本説明会をきっかけに、多くの学生が「海外留学」に関心を持ち、将来の進路の選択の幅を広げてくれることを願っています。