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在京都フランス総領事が来学

4月3日(金)、在京都フランス総領事ブロソー・シャルランリ氏が、山口日仏協会の末松壽会長他2名とともに、吉田キャンパスを訪問しました。

一行は、まず、岡正朗学長を表敬訪問し、岡学長から、今春誕生した国際総合科学部の紹介や、同学部の学生にはフランスへの交換留学の道が開かれていることなど、本学のフランスとの交流に向けた取組みについて説明を受けました。自身も日本留学経験を持つ総領事は、昨年5月の日仏首脳会談の折に、国立大学協会、仏大学長会議、仏技師学校長会議の間で締結された「高等教育機関における履修継続のための履修、学位及び単位の相互認証に関する協定」により、今後、日仏間の学生交流が益々盛んになることへの期待を示し、学生ビザ発給手続きの緩和等が進む中、今後も、日仏間の学術交流のさらなる発展のために尽力していきたいと述べられました。

続いて、一行は三浦房紀副学長(国際・地域連携担当)、医学系研究科上村明男教授、国際総合科学部山本冴里講師との意見交換に臨みました。上村教授は、昨年9月に学術交流協定を締結したボルドー第1大学との交流活動を紹介し、同席していた、同大学に派遣された医学系研究科の学生から、充実した留学中の様子が報告されました。続いて、山本講師から、インターネットを利用した言語学習相互支援システムの紹介があり、現在、本学でフランス語を学ぶ学生とフランスのリール第3大学で日本語を学ぶ学生それぞれ10名がペアで実施している相互学習についての説明がありました。

その後、総領事らはキャンパスを散策し、続いて、人文学部ヨーロッパ言語・文学コースの武本雅嗣教授、ドボアシュ・ミシェル准教授との懇談に臨み、人文学部におけるフランス語カリキュラムやフランスの大学との学術協定締結に向けての展望等について意見を交換しました。

総領事の訪問は、フランス外交筋に本学のグローバルな取組みを紹介するとともに、日仏学術交流の発展のための、有益な情報を得る場ともなりました。本学は、日仏学術交流の発展に寄与できるよう、さらなるグローバル化を推進してまいります。

在京都フランス総領事が来学
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