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中央フロリダ大学と学術交流協定を締結

4月16日(木)、本学の国際総合科学部にサバティカルを利用して訪問中の、中央フロリダ大学ローゼンカレッジ・ホスピタリティ経営学部教授の原忠之先生が、岡正朗学長を表敬訪問しました。席上、両大学間の学術交流協定の調印が行われました。その場には、古賀和利理事、糸長雅弘国際総合科学部長、国際総合科学部の職員らも同席し、今後の学術交流の展望及び原先生の研究内容について懇談を行いました。

中央フロリダ大学は、フロリダ州オーランドに位置する州立大学で、2014年度の学生総数は全米で第2位、学部生数は全米トップと、アメリカで最大規模を誇り、急成長している大学の一つです。本学と中央フロリダ大学との学術交流は、経済学部が2009年に締結した部局間協定に端を発し、これまでに、シンポジウムの開催、国際ジャーナルでの連携及び学生交流等を行ってきました。

原先生が所属するローゼンカレッジ・ホスピタリティ経営学部は、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート等の観光施設や観光産業が集積しているエリアにあり、地域と連携したプログラムが整っていることが特徴です。原先生は、同学部において、理系の領域から観光学や経営学にアプローチする等、先見的な研究を続けています。

今回の原先生の訪問は、学術交流協定の締結のためのみならず、国際総合科学部で、数ヶ月間にわたり特別講義を行うためでもあります。講義はすべて英語で行われ、アメリカの大学で実際に行われている観光学の内容を学ぶことができます。来年度、同学部の学生は交換留学で海外に派遣されるため、留学先で講義を受ける際に必要なスキルを日本にいながら身につけることができる、貴重な機会となります。また、観光学の分野で最先端の研究を行っている原先生から、日本の観光政策や観光教育に対する提案及び情報発信がなされることで、本学の地域貢献やグローバル化の促進につながることも期待されます。

本学は、これまでの交流実績を活かしながら、今回締結した大学間学術交流協定をもとに、これまで以上に、中央フロリダ大学と交流を行ってまいります。


【原忠之教授プロフィール】
  • 日本興業銀行,外務省を経て,米国コーネル大学ホテル経営学部博士号取得。
  • 他にホテル経営,経営,地域科学の3修士号を米英の大学で取得。
  • ローザンヌホテルスクールでも教鞭。早稲田大学国際教養学部及び商学部学術院(MBA)客員准教授。
【経済学部国際ジャーナル】 【国際総合科学部】
中央フロリダ大学と学術交流協定を締結
中央フロリダ大学と学術交流協定を締結
中央フロリダ大学と学術交流協定を締結
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