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中国西安交通大学と学術交流協定を締結

平成27年6月15日(月),三浦副学長(国際・地域連携担当),葛留学生センター長,植村東アジア研究科長,朝水経済学部准教授らが,中国西安交通大学で行われた学術交流協定調印式に出席し,西安交通大学からは,席副学長をはじめ,日本語学科の教員6名が臨席しました。

西安交通大学は,中国政府が重点大学として選定した985工程39校の第一期34校の中でも最初に選定された9校の一つであり,中国中部において,規模,研究水準ともに最高峰の大学として知られています。

式の冒頭,席副学長から「山口大学と協定を結ぶことができ,大変うれしく思う。今回の協定締結を契機に,更なる研究交流,学生交流を実施していきたい。」と歓迎の言葉が述べられました。

調印式の後には,本学の経済学部及び国際総合科学部との学生交流について協議が行われ,参加した日本語学科の学生からは,本学への留学に関する多くの質問があがり,今後の活発な交流を期待させるものとなりました。

その後,三浦副学長一行は,6月16日(火)に山東農業大学,翌6月17日(水)には山東大学を訪問し,研究者交流や,学生交流に関する意見交換を行いました。

山東農業大学は,中国泰安市に位置し,100年以上の歴史を持つ由緒ある総合大学です。本学とは以前から研究交流があることに加え,本学の元留学生が同大学で教鞭をとっていることから,今回の訪問が実現しました。同大学からは,日本語を学ぶ多くの学生を山口大学に派遣したい,そのために学術交流協定を締結したいという要望がなされました。

山東大学は,本学の最初の学術交流協定校であり,協定締結以来30年以上の長きにわたり,教育・研究交流が行われています。今回の訪問では,今後の交流について意見交換を行い,表敬訪問した曹副学長からは、本学が創基200周年を迎えたことへのお祝いの言葉に加え,山東大学が新たに設立する青島キャンパスの紹介がありました。山口大学は,今後も協定校との交流をさらに充実させ,学生・教職員の国際化を図っていきます。

協定書を交わす三浦副学長(左)と席副学長(右)
協定書を交わす三浦副学長(左)と席副学長(右)
西安交通大学との記念写真
西安交通大学との記念写真
山東農業大学での意見交換の様子
山東農業大学での意見交換の様子
曹副学長への表敬訪問
曹副学長への表敬訪問