タイ・メージョー大学の学長他6名が来学

11月12日（木）、タイのメージョー大学からChamnian Yosraj学長、Yongyooth Srigiofun国際担当副学長、Pawin Manochai研究及びネットワーキング担当副学長Ruangchai Juwattanasamran農業生産学部長、Umaporn Upara農産業工学部長、Natthawud Dussadee再生エネルギー学部長、大学院生のPiriya Nimngoenさんが吉田キャンパスを訪れました。

メージョー大学農業生産学部と本学の農学部は、2012年2月に学部間学術交流協定を締結し、以来、研究者交流や学生交流を活発に行ってきました。今般の訪問では、これまでの交流を踏まえた上で、今後の更なる交流を見据え、様々な議論がなされました。

一行はまず、岡学長を表敬訪問し、懇談を行いました。これには、農学部の執行教授（国際戦略室　主事）も出席し、懇談会の冒頭、これまでのメージョー大学と本学との交流状況についての紹介がありました。Yosraj学長からは、今般の訪問を温かく迎え入れてくれたこと、これまでの交流に対する謝辞が述べられるとともに、今後は農学部以外でも、交流が可能な分野における学生及び教職員の交流や共同研究を行っていきたいとの発言がありました。岡学長からは、本学の概要説明がなされ、その中で、新設の国際総合科学部についての紹介がありました。これに対し、一行からは、「英語で履修できる科目が40％以上あることは、日本の大学ではとても珍しく、同学部について情報提供をしてもらいたい」との発言がありました。

続いて、一行は二班に分かれ、国際総合科学部福屋副学部長（国際戦略室　主事）との懇談と、農学部の小林教授、執行教授、横山教授との懇談を行いました。国際総合科学部との懇談では、福屋副学部長より国際総合科学部のカリキュラムの説明がなされると、先方より今後の学生交流を見据え、互いにコンタクトを取り合っていくことが提案されました。農学部においては、小林教授、執行教授、横山教授、吉田華奈子さん（農学部４年生、メージョー大学への短期留学生）との懇談、中高温微生物研究センター実験室の見学（担当：横山教授）、植物工場実証施設の視察（担当：執行教授）が行われました。懇談の中では、現在協定を締結している農業生産学部以外の学部との交流の可能性や教職員の交流について話が及びました。

今回の訪問をきっかけに、本学とメージョー大学との交流が、ますます発展していくことが期待されます。