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山東大学からSD研修生を受入

2月14日(月)から20日(日)まで,山口大学の協定校である中国・山東大学から,SD(スタッフ・ディベロップメント)研修として学生工作部副部長である傅艺娜氏を受け入れました。

本学と山東大学は,1983年に学術交流協定の締結,1998年に学生交流に関する附属書を締結して以来,協定校として今日まで研究者の相互訪問,短期・長期の学生交流など多種多様な交流を継続してまいりました。2008年からは相互に事務職員を派遣し,相手大学の管理運営方法及び教育研究体制等の調査を通じて,大学運営の現状や課題を把握させ,大学の管理運営業務の改善に資する提案等を目的として研修を行っています。山口大学からは,今年12月,職員の福利厚生や公文書管理等に関する調査及び業務改善を目的として,和崎経済学部総務企画係長を山東大学へ派遣しており、相互的な交流を行っています

今回の研修では,奨学金の管理や学生への経済的支援に関する業務,事務職員のキャリア形成などについて,本学の職員との意見交換を行いました。とりわけ、経済学部の職員との意見交換では,両校の類似点や相違点について,予定していた時間を超えて議論を重ねました。

また,1982年に山口県と山東省が友好協定を締結したことを契機に,県内・省内の各自治体が相互に友好協定を締結し、交流を行っていることから,山口県及び山口市へ表敬訪問も行いました。

研修を終えた傅氏からは「事務組織の構造が異なっており,驚かされることが多かったが、山口大学で学んだことを今後の業務改善に生かしたい」との感想がありました。

本学では,今後も,職員の職務上必要な知識,能力の向上のために,山東大学と協力し,SD研修を実施していきます。

山東大学からSD研修生を受入
山東大学からSD研修生を受入