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山口大学海外同窓会マレーシア支部設立総会を開催

平成28年2月20日(土)、本学において8番目の海外同窓会となる海外同窓会マレーシア支部の設立総会を、マレーシア・クアラルンプールにおいて開催しました。本学は、国費、マレーシア政府派遣、ツイニング・プログラム等で多数のマレーシア人留学生を受入れ、これまでに150名以上の卒業生を輩出しており、卒業生は、行政機関、大学等の高等教育機関、日系企業等に就職し、母国にて活躍しています。今回の設立総会には、47名の卒業生、在マレーシア日本国大使館の折笠弘維参事官他2名の来賓、本学の岡正朗学長、三浦房紀副学長(国際・地域連携担当)、上西研学長特命補佐、富本幾文副学長補佐、マレーシア日本国際工科院に在籍出向している大島直樹准教授をはじめ、10名の教職員が参加しました。

総会の冒頭、岡学長より挨拶があり、海外同窓会マレーシア支部設立に対するお祝いの言葉とともに、本学のマレーシアにおける学術交流活動の状況、新設の国際総合科学部の紹介等がなされ、今般設立されたマレーシア支部を礎に、同窓生とのネットワークを強化していきたいと述べました。また、「山口大学は、永遠に卒業生の故郷である」と岡学長が述べられると、同窓生一同は胸を熱くしている様子でした。 来賓の在マレーシア日本国大使館の折笠参事官からも、日本の大学で学んだ卒業生の成功体験は、日本式教育の価値を強調するものであり、山口大学の同窓会が設立されたことは意義深く、さらに良好な日馬関係の構築のために貢献していただきたいとの祝辞が述べられました。

その後、海外同窓会マレーシア支部の会則及び会長が、出席者によって承認されました。会長に選出されたFawzi Bin Ahmad氏からは、同窓会を同窓生のためばかりでなく、次世代のために、ビジネスや教育における協働を新たに見出すためのプラットフォームとしていきたいとの意気込みが語られました。さらに、Fawzi会長から名誉会長をはじめ役員の方々の指名及び紹介があり、名誉会長に就任したDatuk Mohd Yusof Bin Samsudin 氏の乾杯の発声で懇親会が始まりました。

懇親会では、卒業生が旧友との再会を喜び合うとともに、出席した本学の教職員、来賓の方々との交流を深めていました。また、残念ながら出席が叶わなかった本学の教職員からのビデオメッセージが上映されると、同窓生は在りし日の自分と母校に思いを馳せているようでした。

閉会に際しては、三浦副学長から「山口大学は、皆さんを卒業後もサポートしていきたいと思っており、互いに協力ができるよう、このつながりを大事にしていきましょう」とのメッセージが伝えられ、記念撮影の後、会は盛会のうちに終了となりました。

本学は,今般設立された同窓会と緊密な連携を図りながら、マレーシアとの学術交流をさらに深め、大学のグローバル化をより一層推し進めてまいります。

60名の出席者を迎え、盛大に開催
60名の出席者を迎え、盛大に開催
岡学長の挨拶
岡学長の挨拶
在マレーシア日本国大使館の折笠弘維参事官
在マレーシア日本国大使館の
折笠弘維参事官
Fawzi Bin Ahmad会長
Fawzi Bin Ahmad会長
会則の承認
会則の承認
思い出話に花を咲かせる
思い出話に花を咲かせる
卒業生と赤木准教授
卒業生と赤木准教授
記念撮影
記念撮影