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留学生と交流を行う地域民間団体「国際交流ひらかわの風の会」が三浦副学長を訪問

3月15日,山口市平川地区を拠点に活動する団体「国際交流ひらかわの風の会」の岡アドバイザーら4人が,本学を訪れ,3月7日に「平成27年度 第11回 西日本国際財団アジアKids大賞」を受賞したことの報告を三浦副学長(国際・地域連携担当)に行いました。

同会は,本学で増加している留学生と地域との共生を推進し,生活に密着した異文化理解や国際理解を相互に深めるため,国際交流のパイプ役を担うことを目的に平成16年に設立されました。それ以来,留学生の地元運動会への参加,餅米の田植えから収穫そして餅つき,引っ越しの手伝い,留学生家族の出産時の支援等を行っており,留学生が日本で生活を行う上で,大学で体験することのできないところや留学生の私生活に係るところについて支援を頂いています。また,今年度は,留学生のための地域交流防災セミナー,留学生家族のための山口歴史文化体験交流バスツアーの開催等,これまで以上に様々な協力を頂いています。

平成24年からは,活動の枠を留学生の家族にも広げ,「Kids Club Kaze」を立ち上げ,月に1回,英語や音楽などを通じて,留学生及びその家族と地域の家族が交流を深めています。また,ベトナムの首都ハノイでは帰国した留学生家族が「Kids Club ハノイ」を発足させて,「Kaze」との交流を続けており,これらの活動が国際相互理解に貢献したと評価され,今回の受賞に至りました。

訪問したメンバーからは,「多文化共生社会のまちづくりに貢献したい。」「大学,行政の手の届かないところを支援したい。」との今後の抱負が語られ,三浦副学長からは長年の支援と協力に対しての感謝の言葉が述べられ,終始和やか雰囲気での訪問となりました。

本学は,このような地域との交流を大切にしながら,地域からの支援と協力をいただき,今後も国際交流・国際協力について積極的に取り組みます。

留学生と交流を行う地域民間団体「国際交流ひらかわの風の会」が三浦副学長を訪問
留学生と交流を行う地域民間団体「国際交流ひらかわの風の会」が三浦副学長を訪問
留学生と交流を行う地域民間団体「国際交流ひらかわの風の会」が三浦副学長を訪問