back

山東大学からSD研修生を受入

8月1日(月)から5日(金)まで,本学の協定校である中国・山東大学から,SD(スタッフ・ディベロップメント)研修として財務部副部長の何維興氏,山東大学斉魯医学部人事部副部長の張乃亭氏の2名を受け入れました。

本学と山東大学は,1983年に互いに初めての協定校として学術交流協定を締結し,その後1998年に学生交流に関する附属書を締結しました。それ以来,両校は協定校として今日まで多種多様な交流を継続して実施しており,交流の一環として2008年からは事務職員を研修生として相互に派遣し,相手大学の管理運営方法等を学び,比較することで所属大学の管理運営における課題の把握,管理運営業務の改善に役立てています。

今回の研修では,本学の教員評価体制や,財務会計システム,競争的研究資金の管理状況等について本学職員に対してインタビューが行われるとともに,9月に山東大学へSD研修として派遣予定の職員や国際総合科学部の職員,山口大学基金事務局の職員らと意見交換を行い,中国での渡日前入試や国際総合科学部との交換留学,寄付金の活用等について有意義な議論が行われました。

また,1982年に山口県と山東省が友好協定を締結したことを契機に,県内・省内の各自治体が相互に友好協定を締結し,交流を行っていることから,山口県及び山口市への表敬訪問も行い,意見交換を行いました。

研修を終えた何氏からは「日本の大学の規則は,細かなところまで定められており,また,職員の方々もその規則を順守しており,大変驚いた。山東大学でも規則の順守を徹底していきたい。」との感想がありました。

本学では,今後も,このような交流を行うことで山東大学との緊密な連携を図るとともに,職員の職務上必要な知識,能力の向上のために,山東大学と協力し,SD研修を実施していきます。

山東大学からSD研修生を受入
山東大学からSD研修生を受入