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赤阪清隆 元国際連合事務次長講演会を開催しました

2018年12月20日(木)、公益財団法人フォーリン・プレスセンター・理事長の赤阪清隆氏を講師に招き、吉田キャンパス・メディア講義室にて、講演会を開催しました。本講演会は、山口県及び公益財団法人山口県国際交流協会後援のもと、国際連合等、国際機関に造詣の深い講師により、グローバルに活躍することの面白さを伝え、山口県及び大学の国際化に貢献することを目的に開催したものです。

講演会の冒頭、富本国際連携担当副学長補佐より開会挨拶があり、続いて、赤阪氏より「グローバルに活躍することの面白さ」と題した講演が行われました。

講演で赤阪氏は、情報通信や交通手段の発達によって、ヒト、モノ、サービス、資金の国境を越えた流れが急加速化し、地球が狭くなっているため、貧困問題、難民問題及び経済格差問題等のグローバルな問題が増加していることなどの国際情勢について説明されるとともに、外務省、在外日本国大使館、世界保健機関(WHO)、経済協力開発機構(OECD)及び国際連合等の国際機関での勤務を通して得たご自身の経験を交えながら、グローバルに活躍することの面白さを伝えられました。そして、グローバルに活躍する人材になるために、英語力及びコミュニケーション能力を向上させ、人前で自分の意見を主張できるよう、自分自身に自信を持ってくださいと参加者の学生に呼びかけられました。

講演後の質疑応答では、会場を埋め尽くした約100名の本学の日本人学生、外国人留学生及び一般参加者から、「海外に関心の無い若者が多いことが、日本の将来にどう影響するのか」、「グローバル人材を育てるにはどうしたらよいか」等、終了時間超えて多くの質問があがり、講演会は、大盛況のうちに幕を閉じました。

本講演会をきっかけに、学生をはじめ、より多くの方が海外へ興味を持ち、世界に活躍の場を広げてくれることを期待します。