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SDGsトークショーを開催しました

2019年12月12日(木)、吉田キャンパス総合図書館アカデミックフォレストにおいて、SDGsトークショーを開催しました。SDGs(Sustainable Development Goals)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。

本学においても、SDGs達成に貢献するため、日々の様々な教育研究活動を行っています。今回は、独立行政法人国際協力機構(JICA)と大学が連携し、SDGs達成に貢献するための啓発活動の一環として、JICA中国センター所長・三角幸子氏を招き「やまぐち@SDGs-SDGs達成に向けたJICAと大学の連携について-」と題して、SDGsトークショーを開催しました。トークショーは、三浦国際連携担当副学長の挨拶で始まり、第1部トークショーでは、三角所長から、SDGsに対する日本政府の取組やSDGsに対する大学を含めた国内の動向について説明があり、本学がSDGs大学ランキングで国内第4位グループに入ったことについてもご紹介いただきました。富本国際連携担当副学長補佐(経済学部・特命教授)からは、SDGs達成に貢献するための本学の活動の紹介が行われました。第2部トークショーでは、本学の教員及び学生から、それぞれが行っているSDGsに対する活動などについて紹介がありました。本学の「おもしろプロジェクト」で採択され、SDGsのテーマに沿って山口県内の各地域を訪問し、留学生の目から見た県内の魅力や課題の解決方法などが検討された「留学生のためのバス・ツアー」の成果発表は、真新しい取組であったため、参加者は大きな興味・関心を示していました。

今回のトークショーには、本学の教職員及び学生だけでなく、市民、企業、NGO、行政機関の方々など一般からの参加も多数あり、SDGsに対する関心の高さが伺えました。SDGsには個人の心掛けひとつで貢献できることがたくさんあります。本学では、多くの方にSDGsに対して関心を持ってもらえるよう、これからもこのような啓発活動を行うとともに、関係機関や地域と連携し、SDGs達成に向けて社会貢献を行っていきます。

JICA中国 三角所長
JICA中国 三角所長
富本教授
富本教授
会場の様子
会場の様子