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山口大学「山口国際協力の里」運営委員会を開催

6月17日(火)、山口大学「山口国際協力の里」運営委員会を開催し、平成25年度の事業報告及び平成26年度の事業計画の策定を行いました。

「山口国際協力の里(以下「里」)」は山口大学と県内の自治体、企業、NGO等さまざまな組織が連携し、山口県の持つ知見を国際協力の分野で活用することで、地域全体の共存・共栄を目指すものです。

25年度は、「里」の取組を、ホームページ及びシンポジウム等への参加を通じ、広く紹介するとともに、3月には県内中小企業の海外展開支援を目的に、国際協力機構(以下JICA)の中小企業支援メニューの紹介及び申請する際に山口大学が提供するサポートに関する説明会を開催し、すでに3社から問い合わせが来ています。また、外国人研修員の受入れ、カンボジアでの国際教育協力、ミャンマーでの農業開発協力のための事前調査等、新たな国際協力事業も精力的に実施し、活動の基盤を築いてきました。

26年度は、昨年度に続き、さまざまな場で「里」の活動のPRを行うとともに、JICA等官公庁との関係を深め、それぞれの持つ支援プログラムへの申請を通じて、国際協力事業をさらに推進していきます。自治体との連携では、各自治体の特色ある取組を海外からの研修員に紹介し、彼らを通じて世界に発信していくことで、県全体の国際的なプレゼンスを高めていきます。また、各自治体の地域振興政策をサポートし、地域の活性化に取り組んでいきます。さらに、留学生の雇用に関心を持つ企業が増えているため、留学生の就職支援も行い、企業との連携を深めて、企業の海外展開をサポートします。

山口大学は「山口国際協力の里」の活動をさらに推進し、地域の活性化及びグローバル化と開発途上国の発展に寄与すべく取り組んでいきます。

参考: